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快晴の初夏の元、硬式野球の招待試合が行われました。迎えるは、宮城の強豪校「東北高校」です。開会式、選手紹介、シートノック後、始球式が行われました。投げるのは親子3代南高生となった、7期の沢井さん親子です。マウンドに横一列に並びいっせいに打者3人に向かって投げ、見事空振り。盛大な拍手で見送られ沢井さんには笑顔が溢れてました。これでセレモニーは無事終了。 さて本番の試合が始まりました。東北高校の応援席には、友情応援で南高生が陣取り両校の応援合戦が南高生同士でスタートです。 プレイボール後、先攻の東北高校打線がいきなりの連打で2点先取！やはり実力にまさる東北高校には手も足もでないのかと思われましたが、3回にも1点取られた後に、南高も1点返し反撃開始！その後ヒット数では相手を上回り、徐々に主導権を握ってきたかに見えた7回裏、2対5のビハインドから南高打線が爆発！一気に3点を取り同点に追いつきました。スタンドは歓声で沸き返り、これはいけるっ！途中登板した主戦投手は、故障後不調に悩んでいましたが、今日の試合で復活の兆しが見えて来たのは嬉しい限りです。さて試合は進み9回裏２アウトランナー無し！惜しくも引き分けか・・・と皆が思った時、南高打線のクリーンアップがやってくれました！3番打者ヒット、4番打者ヒットの連打でランナー1，2塁、「たのむっ・・・！！」の念が伝わったのか、5番打者がタイムリーヒット！！土壇場の3連打でさよなら勝ちです。一気にスタンドは総立ちで万歳の声も！ まるで誰かが書いたシナリオ通りのような展開の試合でした。 今日の試合ではヒット数も15本、しかもエラー無し。夏の大会に向けて最高の準備が出来たようです。「50周年の年に甲子園初出場！」誰もが描くシナリオ通りになってくれれば・・・と思うOBの1日でした。
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